
FUJIFILMのカメラユーザーの間では、フィルムシミュレーションレシピが、写真表現を広げる手段として親しまれています。海外メディアは、そのレシピを扱う無料のアプリ「Color X」を紹介しています。
開発したのは、Fujifilm Turkeyに勤務するYunus氏で、個人の独立したプロジェクトです。FUJIFILM公式のアプリではありません。レシピを探して、保存し、カメラへ無線で転送できるほか、ユーザーが自分のレシピや写真を共有できるコミュニティ機能も備えています。
本記事では、元記事とApp Store、公式サイトの情報をもとに、アプリの機能、対応機種、利用上の注意点を整理します。
この記事のポイント
- Fujifilm Turkey勤務のYunus氏の個人プロジェクトで、FUJIFILM公式のアプリではない。
- 259の写真レシピと53の動画ルック(ETERNAシリーズを含む)を収録している。
- Bluetoothで、カメラのカスタムスロットや動画設定にレシピを直接転送できる。USB-Cケーブルも使える。
- 元記事によると、有料のProバージョン、アプリ内課金、広告はない。
- 対応機種は12機種で、無線転送はiPhone版で利用できる。言語は英語とトルコ語で、日本語には対応していない。
Color Xの開発者と目的
Yunus氏によると、Color Xは、単にできあがったレシピを提供するのではなく、写真愛好家が自分のレシピと写真を共有し、Instagramのような形式で交流できる場にすることを目指したものです。
元記事の筆者は、フィルムシミュレーションのレシピを扱うアプリが増えており、設定が不適切なものや、どのレシピがどのカメラで使えるのかが分からないものもあると指摘しています。そのうえで、Yunus氏がFujifilm Turkeyに勤務しており、カメラに詳しいことを、評価の理由として挙げています。筆者は、まだ詳しくは試せていないとしていますが、ダウンロードして最初に確認した点として、各レシピに、対応するカメラが表示されることを挙げています。
主な機能
- 259の写真レシピと53の動画ルックを収録。動画ルックには、FUJIFILMの映画用のETERNAシリーズが含まれる。
- レシピカードやInstagramのキャプションをスキャンすると、設定が自動で入力される。
- カメラのカスタムスロットに保存されている設定の表示、バックアップ、リセット、復元ができる。
- 投稿された写真が、EXIFデータでレシピと照合されるコミュニティ機能がある。
カメラへの転送と接続
Color Xは、選んだレシピを、カメラのカスタムスロットや動画設定に、Bluetoothで直接書き込めます。スロットの数は、機種によって、C1〜C4、またはC1〜C7です。USB-Cケーブルでの接続も選べます。Bluetoothで接続するには、カメラのファームウェアが最新である必要があります。
FUJIFILM XAppとも併用できます。カメラがすでにXAppとペアリングされている場合は、再ペアリングをせずに、その接続を使えます。公式サイトによると、カメラへの書き込みは、FUJIFILM X Acquireも使う、バックアップと復元の方式で行われます。
対応機種と動作環境
| 対応カメラ | X-T4、X-T5、X-T50、X-T30 III、X-H2、X-H2S、X-S20、X-Pro3、X-E5、X100V、X100VI、GFX100RF |
|---|---|
| 無線転送 | iPhone版で利用可能(X-E5でテスト済み)。Android版の無線転送は、テスト中とされている。 |
| iPhone版の要件 | iPhone専用。iOS 15.5以降が必要 |
| 対応言語 | 英語とトルコ語(日本語には非対応) |
| 価格 | 無料。元記事によると、Proバージョン、アプリ内課金、広告はない |
利用上の注意
開発者のYunus氏はFujifilmに勤務していますが、Color Xは、個人的で独立したプロジェクトで、FUJIFILMの公式アプリではありません。他の非公式のアプリと同じく、カメラへの接続は、利用者自身の責任で行う必要があります。元記事は、接続によって問題が起きた場合、FUJIFILMの保証が無効になる可能性があると注意しています。
App Storeのページでは、開発者の申告として、メールアドレス、名前、写真などのデータを扱う可能性があるとされています(Appleによる確認はされていません)。また、App Storeの年齢区分の項目には、広告を含む旨の表示も確認できます。広告の有無は、利用前にアプリで確認してください。
編集部コメント
このアプリの特徴は、レシピを手入力ではなく、Bluetoothで、カメラのカスタムスロットや動画設定に書き込める点です。XAppとペアリング済みであれば、再ペアリングなしで使えるとされています。ただし、元記事の筆者は、まだ詳しく試せていないとしており、無線転送の動作確認が示されているのは、iPhone版とX-E5だけです。Android版の無線転送は、テスト中と案内されています。実際に使う場合は、自分の機種とファームウェアで、動作を確認する必要があります。
もう一点は、非公式のアプリである点です。開発者はFujifilm Turkeyに勤務していますが、アプリはFUJIFILMの公式ではなく、元記事は、接続によって問題が起きると、保証が無効になる可能性があると注意しています。アプリの言語は、英語とトルコ語で、日本語には対応していません。アプリには、カメラの設定のバックアップ機能もあるため、試す場合は、この機能で元の設定を保存してから、自己責任で使う形が考えられます。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。また、対応言語や動作環境などの補足情報は、App Storeと公式サイトを参考にしています。
参考記事:Color X Might Just be the Fujifilm Recipe App You’ve Always Looked For – 100% Free and No Ads
参考情報:App Store「Color X: Film Recipes」
参考情報:Color X 公式サイト
※掲載画像について
掲載画像はイメージです。実際の製品・仕様・デザインとは異なる場合があります。
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