
海外メディアが、OM SYSTEM PENの購入者による開封レポートを紹介しています。個人ブログを運営するJohn氏が、10月2日付の記事で、PENとレンズキットの14-42mm F3.5-5.6 IIIを開封し、OM-5 IIやOM-3との大きさの比較と、初期の使用感を紹介しました。
OM SYSTEM PENは、OMデジタルソリューションズが9月9日に発表した、PENシリーズで初めてOM SYSTEMブランドを冠したモデルで、日本では10月下旬に発売される予定です。ただし、今回のレポートは、1人の購入者の第一印象で、OMデジタルソリューションズの見解ではありません。
本記事では、John氏の開封レポートの内容と、デジカメ Watchなどで確認できた公式情報をあわせて整理します。
この記事のポイント
- John氏は、PENを、OM-5 IIやOM-3と並べて比較し、明らかにコンパクトで、ポケットに入れやすいサイズ感だと評価している。
- キットの14-42mm F3.5-5.6 IIIは、AFが従来の電動の14-42mm EZより速く、電源を入れたときに、鏡筒がゆっくり伸びるのを待つ必要がない。
- E-P7と14-42mm EZの組み合わせと比べて、手ブレ補正、高感度、暗所AFのいずれも良好だと評価している。
- ボタンの感触と、EVFの使用感は、OM-5 IIよりやや劣るとしている。
- 日本では10月下旬に発売予定だが、予約数が予想を超えたため、一部の予約分のお届けは、11月以降になる可能性があると告知されている。
開封と同梱品
John氏が受け取った箱には、PEN本体と、OM 14-42mm F3.5-5.6 III、バッテリー、ストラップが入っていました。説明書と保証書も同梱されていますが、充電器は同梱されていなかったとのことです。John氏は、このほかに、OM 25mm F1.8 IIも別に購入しています。
サイズ比較と装着したレンズ
John氏は、PENをOM-5 IIとOM-3の正面から並べて比較し、PENのほうが一回り小さいと述べています。14-42mm IIIを装着した状態の正面、上面、背面も、写真で紹介しています。
また、Panasonicの14mm F2.5パンケーキレンズを装着すると、EVFを備えたMicro Four Thirds版のRicoh GRのような感覚になるとしています。なお、公式の寸法は約125.8×74.5×43.3mmで、質量は、バッテリーとメモリーカードを含めて約393gです。
初期の使用感
John氏は、時間が遅く、屋外には持ち出せなかったため、自宅でフィギュアなどを撮影した範囲での感想だとしています。そのうえで、次のように評価しています。
- 14-42mm IIIのAFは、電動の14-42mm EZより速い。電動版のように、鏡筒がゆっくり伸びるのを待つ必要もない。
- 手ブレ補正の効果は、基本的に十分で、暗い環境でも、キットレンズの結果は、悪くないと感じた。
- E-P7と14-42mm EZの組み合わせと比べると、手ブレ補正、高感度、暗所AFのすべてで、大きく良くなっている。
- OM-5 II用の画面保護フィルムが、ぴったり合う。John氏は、画面そのものが同じだと見ている。
- 14-42mm IIIと、OM 25mm F1.8 IIは、フード(LH-49B)が共通で使える。
- DxO PhotoLabは、PENに対応している。14-42mm IIIには、まだ対応しておらず、14-42mm EZのモジュールを適用できる。
OM-5 IIより劣るとされた点
一方、ボタンの感触と、EVFの見え方は、OM-5 IIより劣るとしています。John氏は、ほかの点については、試用したあとで、あらためて紹介するとしています。
OM SYSTEM PENの公式情報
デジカメ Watchによると、OM SYSTEM PENの主な仕様と価格は、次のとおりです。
| 発表 | 2026年9月9日 |
|---|---|
| 発売 | 2026年10月下旬(日本) |
| 価格 | オープン価格。想定価格は、本体のみ約15万円、レンズキット約16万5,000円、ダブルズームキット約17万5,000円(デジカメ Watchによる) |
| 撮像素子 | 有効約2,037万画素の4/3型 Live MOSセンサー |
| 画像処理エンジン | TruePic IX |
| AF | 121点オールクロス像面位相差AF。人物、犬・猫の被写体認識、星空AFに対応 |
| 手ブレ補正 | ボディー内5軸。中央最大5.5段、周辺最大4.5段 |
| EVF | 約236万ドットのOLED |
| 背面液晶 | 3.0型約104万ドット、2軸可動式のタッチ液晶 |
| 動画 | C4K 24p、4K 30p/25p/24p、FHD最大60p、S&Q 120fps。OM-Log400、OM-Cinema1/2を搭載 |
| 耐環境性能 | 防塵・防滴(IPX1相当) |
| 外形寸法・質量 | 約125.8×74.5×43.3mm。約393g(付属のバッテリー、メモリーカードを含む) |
| バッテリー | BLS-7 |
| カラー | シルバー、ブラック |
| 構成 | 本体のみ、14-42mm F3.5-5.6 IIIのレンズキット、ダブルズームキット |
OMデジタルソリューションズは、9月10日に、予想を超える予約数があったことから、一部のお客さまには、11月以降のお届けになる場合があると告知しました。対象は、本体のみのパッケージと、14-42mm F3.5-5.6 IIIのレンズキットで、シルバーとブラックの両方が含まれます。
編集部コメント
今回のレポートは、1人の購入者が、開封直後に書いた初期の印象です。John氏自身が、屋外での試写はできておらず、ほかの点は、試用したあとで紹介するとしています。そのため、AFや手ブレ補正、高感度の評価は、E-P7と14-42mm EZの組み合わせとの比較による、第一印象として読む必要があります。AFが速いという評価は、本体ではなく、新しい14-42mm IIIの話である点にも注意が必要です。サイズ感は、John氏が、OM-5 IIやOM-3と並べた写真で示しています。
もう一点は、入手の時期です。日本では、10月下旬に発売される予定ですが、OMデジタルソリューションズは、予約数が予想を超えたとして、一部の予約分は、11月以降のお届けになる場合があると告知しています。購入を検討している場合は、販売店の最新の案内で、お届けの時期を確認するのが確実です。
本記事のレポート部分は、個人の初期の印象であり、OMデジタルソリューションズの見解ではありません。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。また、仕様や価格、供給に関する情報は、デジカメ Watchの記事と、OMデジタルソリューションズの発表を参考にしています。
画像:OMデジタルソリューションズ株式会社(PR TIMES)
参照:電子ビューファインダーを搭載し、シリーズ初の防塵・防滴に対応したミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM PEN」を発売
※掲載画像はOMデジタルソリューションズ株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースより引用しています。
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