
中一光学(Mitakon Zhongyi)が富士フイルムGFXシステム向けに開発を進めているとされるレンズについて、新たな情報が報じられました。同社からはGFX用レンズとして「30mm F2.4」と「45mm F1.4」の2本が登場するとの情報が以前から伝えられており、このうち30mm F2.4は「PITTURA 30mm F2.4」としてすでに発売されています。
今回は、もう1本の「Mitakon Zhongyi 45mm F1.4」について、主要な仕様が海外メディアで報じられました。GFXで使用した場合の画角は35mm判換算で約36mm相当となり、スナップから風景、ポートレートまで幅広く使える焦点距離です。
このレンズはマニュアルフォーカス専用設計で、高い解像度と色収差補正能力を持つとされています。なお、報道では9月20日に正式発表されるとされていましたが、2026年9月24日時点で、中一光学および日本総代理店の焦点工房の公式サイトには製品情報が掲載されておらず、正式発表は確認できていません。
この記事のポイント
- 中一光学のGFX用「45mm F1.4」の主要スペックが報じられた(正式発表前の情報)。
- 11群13枚構成、最短撮影距離0.45m、重量750gとされている。
- GFXの100MPセンサーに対応する高い解像度と良好な色収差補正が特徴とされている。
- マニュアルフォーカス専用設計。35mm判換算で約36mm相当の画角。
- 9月20日の正式発表が報じられていたが、9月24日時点で公式な発表は確認できていない。
中一光学 45mm F1.4 for Fujifilm GFXの概要
中一光学のGFXシステム向けレンズのうち、「45mm F1.4」の主な仕様が報じられました。同時期に情報が伝えられていた30mm F2.4は、新シリーズ「PITTURA(ピトゥラ)」の第1弾として日本でも2026年7月31日に発売されており、45mm F1.4はそれに続くGFX用レンズとして、GFXユーザーにとって新たな選択肢となることが期待されています。
本レンズはマニュアルフォーカス専用設計です。F1.4という開放F値は、GFX用のレンズとしては非常に明るく、中判センサーならではの浅い被写界深度を生かした表現が期待できます。
報じられている主な仕様
中一光学 45mm F1.4 for Fujifilm GFXについて報じられている仕様は以下の通りです。正式発表前の情報のため、製品版では変更される可能性があります。
| 対応マウント | 富士フイルムGFX G |
| 焦点距離 | 45mm(35mm判換算:約36mm相当) |
| 開放F値 | F1.4 |
| レンズ構成 | 11群13枚 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| フォーカス | MF(マニュアルフォーカス) |
| 質量 | 750g |
このレンズは、GFXの1億画素クラスのセンサーに対応する十分な解像度を持つとされており、良好な色収差補正も特徴として挙げられています。価格や発売日、フィルター径、絞り羽根枚数などの詳細は、現時点では明らかになっていません。
中一光学の既存GFX用レンズとの比較
中一光学はこれまでにもGFX用の明るいMFレンズを展開してきました。既存の「SPEEDMASTER 65mm F1.4」と、発売済みの「PITTURA 30mm F2.4」と並べると、45mm F1.4の位置づけがわかりやすくなります。
| 項目 | 45mm F1.4(報道値) | SPEEDMASTER 65mm F1.4 | PITTURA 30mm F2.4 |
|---|---|---|---|
| 35mm判換算 | 約36mm相当 | 約51mm相当 | 約24mm相当 |
| レンズ構成 | 11群13枚 | 7群11枚 | 12群13枚 |
| 最短撮影距離 | 0.45m | 0.7m | 0.2m |
| 質量 | 750g | 約1,050g | 約520g |
| 日本での価格 | 未発表 | ― | 123,000円(税込、希望小売価格) |
65mm F1.4と比べると、45mm F1.4はより広い画角でありながら約300g軽く、最短撮影距離も短くなっています。同じF1.4の明るさを、より取り回しやすいサイズで実現しようとしていることがうかがえます。PITTURA 30mm F2.4は、焦点工房の直販価格が99,900円(税込)で、45mm F1.4の日本での価格を考えるうえでの目安になりそうです。
なお、中一光学のGFX用MFレンズは電子接点を持たないため、使用時にはカメラのメニューで「レンズなしレリーズ」をONにする必要があります。45mm F1.4も同様の仕組みになると考えられます。
正式発表と販売情報
報道では、中一光学 45mm F1.4の正式発表は9月20日とされていましたが、2026年9月24日時点で、中一光学のグローバル公式サイトと日本総代理店の焦点工房のサイトのいずれにも、本レンズの製品情報は掲載されていません。日本での発売日や価格についても現時点では発表されておらず、今後の正式発表が待たれます。
編集部コメント
中一光学のGFX用45mm F1.4は、中判デジタルカメラを使う映像制作者や写真家にとって注目度の高いレンズです。35mm判換算で約36mm相当という画角は、スナップや環境ポートレート、風景まで幅広く使いやすく、そこにF1.4の明るさが加わることで、中判センサーならではの浅い被写界深度と立体感のある表現を気軽に楽しめる可能性があります。既存の65mm F1.4より約300g軽いとされている点も、手持ちでの撮影や動画用のリグを組む際に扱いやすさにつながるでしょう。
一方で、報じられていた正式発表日を過ぎても公式な情報が出ていない点には注意が必要です。スペックは正式発表前の報道ベースであり、価格や発売時期も未定です。先に発売されたPITTURA 30mm F2.4が日本では10万円前後で手に入ることを考えると、45mm F1.4がどのような価格帯で登場するかが、GFXユーザーにとって大きな関心事になりそうです。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
※掲載画像について
掲載画像はイメージです。実際の製品・仕様・デザインとは異なる場合があります。
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