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Canon RF 90mm F2.8 IS STM Macro 新たな特許と発表時期が報じられる

Canon RF 90mm F2.8 IS STM Macro 新たな特許と発表時期が報じられる

海外メディアは2026年10月6日、Canonの次期RFレンズとされる「RF 90mm f/2.8 IS STM Macro」について、新たな特許の光学設計が見つかったと報じました。同媒体は以前から、このレンズは現行の「RF 100mm f/2.8L IS USM Macro」があるため、Lレンズではないモデルになると伝えています。

同媒体は、発表は10月下旬か11月上旬が最も有力と見ていますが、正式な発表日は確認されていません。

目次

この記事のポイント

  • Canon RF 90mm f/2.8 IS STM Macroに関する、新たな特許の光学設計が見つかったと報じられています。
  • 同媒体は、このレンズはLレンズではないと、以前から伝えています。
  • 特許の光学設計は5群構成で、ピント合わせの際に、2つのレンズ群が動きます。
  • 特許の例では、無限遠から1:1のマクロ倍率までピントが動き、イメージ高さは21.64mmです。
  • 同媒体は、発表は10月下旬か11月上旬が最も有力と見ていますが、正式な日程は未確認です。

3つ目の特許設計が見つかる

元記事の媒体によると、今回見つかった特許は、以前の特許と似た内容で、マクロレンズをできるだけ短く軽くすることが目的です。同媒体は、すでに90mmマクロレンズの特許設計を確認しており、今回で3つ目になります。

特許の光学設計とフォーカスの動き

特許の光学系は、5つのレンズ群で構成されています。被写体側からセンサー側に向かって、正、正、正、負、負の屈折力を持つ配置です。L1、L3、L5群はピント合わせの際に固定され、L2群は被写体側へ、L4群はセンサー側へ移動して、1:1のマクロ倍率に達します。

レンズ群 屈折力 ピント合わせ時の動き 群の焦点距離(例1)
L1 正 固定 +224.46mm
L2 正 被写体側へ移動 +48.33mm
L3 正 固定(絞りを含む) +81.35mm
L4 負 センサー側へ移動 -77.43mm
L5 負 固定 -98.67mm

ピントを合わせるL2群とL4群は、互いに逆の屈折力を持っています。元記事は、この2つのレンズ群を、互いに離したり近づけたりして同時に動かすのが理想で、そうすることで画質を高く保ち、色にじみ(カラーフリンジ)や像のぼやけといった問題を抑えられると説明しています。

特許の実施例:5つの設計

特許の実施例1は、焦点距離87.3mm、F2.92のレンズです。無限遠から1:1のマクロ倍率までピントを動かすと、L2群は被写体側へ20.0mm、L4群はセンサー側へ8.4mm移動します。全長は120.00mm、バックフォーカスは14.62mmと記載されています。イメージ高さは21.64mmで、フルサイズのセンサーに対応する大きさです。このレンズは、ズームレンズではなく、単焦点レンズです。

実施例 焦点距離 F値 全長 バックフォーカス L2群の移動量 L4群の移動量
例1 87.30mm F2.92 120.00mm 14.62mm 20.0mm 8.4mm
例2 103.14mm F2.92 125.00mm 14.00mm 21.0mm 15.2mm
例3 130.87mm F2.92 135.00mm 14.00mm 25.8mm 13.3mm
例4 174.59mm F4.12 130.00mm 14.70mm 13.7mm 22.5mm
例5 87.28mm F2.92 110.00mm 13.00mm 21.9mm 3.1mm

5つの実施例は、いずれも5群構成で、イメージ高さは21.64mmです。例1〜4では、絞りはL3群の中にあります。90mmに近い焦点距離なのは、例1と例5です。例5は、例1と同じ焦点距離とF値で、全長が10mm短い110mmと、5例の中で最もコンパクトな設計です。この例では、絞りはL2群の中にあり、L1群の力が非常に弱く、L4群はほとんど動きません(約3mm)。

発表時期について

元記事の媒体は、Canon RF 90mm f/2.8 IS STM Macroは、今後1か月ほどのうちに発表されると見ています。10月下旬か11月上旬が最も有力としていますが、正式な発表日は確認できていないとのことです。

同媒体は、90mmマクロレンズの設計がこれで3つ見つかったことから、示された設計に非常に近い製品が登場すると見て間違いないだろうとしています。

編集部補足:特許と製品の関係など

※以下は編集部による一般的な知識であり、元記事の内容ではありません。

  • 特許は、メーカーが特許に記載した設計の全てを、製品にすることを保証するものではありません。製品の仕様が、特許の実施例と異なることもあります。
  • 1:1(等倍)のマクロ倍率は、被写体の実物大の像が、センサー上に写る倍率です。
  • 製品名にある「STM」は、Canonのステッピングモーター方式のオートフォーカスを指します。一般に、静かで滑らかなピント合わせが特徴で、動画撮影に向くとされています。

編集部コメント

今回の情報で押さえておきたいのは、新たに見つかったのが、製品の仕様ではなく、特許に記載された光学設計だという点です。元記事の媒体は、すでに90mmマクロの特許設計が3つ確認されていることから、示された設計に近い製品が登場する可能性は高いと見ています。ただ、特許の実施例の数値が、そのまま製品の仕様になるとは限らず、価格や発売時期、手ブレ補正やオートフォーカスの詳細は、現時点では分かりません。発表時期も、同媒体は10月下旬か11月上旬を最も有力としていますが、正式な日程は確認されていません。もう1点は、設計の狙いです。元記事によると、マクロレンズをできるだけ短く軽くすることが目的で、ピントを合わせる2つのレンズ群に逆の屈折力を持たせ、互いに動かすことで画質を保とうとしています。映像制作では、小物や質感を接写で撮るカットに、等倍まで寄れるマクロレンズが使われます。軽量なモデルが出れば、ジンバルや手持ちでの運用で扱いやすくなる可能性がありますが、それは実機の重量が分かってから判断する必要があります。

本文は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。

本記事は噂・リーク情報を含み、Canonの公式発表ではありません。

参考記事:Another Canon RF 90mm f/2.8 IS STM Macro Design Has Appeared

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ミラーレスカメラ、シネマカメラ、交換レンズ、ドローン、ジンバルなど、国内外の映像制作機材にまつわる情報を扱う編集チームです。海外のレビューやリーク情報、メーカーの公式発表を日々調査・整理し、映像制作の現場で得た視点も加えながら記事にしています。日本のクリエイターの皆さんに、役立つ最新情報を分かりやすい形でお届けすることを目指しています。

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