
Godoxが、マクロ撮影に特化した新しい照明機材「MA2 flexible macro twin light」を発表しました。LEDモデリングランプとフラッシュ光を同軸に配置し、フレキシブルなデュアルアームでA/B独立制御が可能な、ホットシュー式のマクロライティングソリューションです。繊細な被写体の細部・質感・立体感を引き出すことを目的とした製品です。
Godoxはこれまでも、Nikon向けに「MF-T76N」などのマクロフラッシュ製品を展開しており、この分野におけるラインナップを継続的に強化していることが伺えます。
今回の発表は海外メディアを通じて伝えられたもので、同社が多様なニーズに応える照明ソリューションを提供している姿勢が改めて示されています。
この記事のポイント
- Godoxがマクロ撮影向けの新しい照明「MA2 flexible macro twin light」をリリース。
- LEDモデリングランプとフラッシュ光を同軸配置し、光の向きをプレビューしながら撮影可能。
- フレキシブルなデュアルアーム+デュアルホットシューでA/B独立のツインライト構成に対応(アーム片側の最大荷重は90g)。
- 内蔵リチウムバッテリー(3300mAh)搭載、USB-C充電で約2時間40分、輝度100%で約3時間20分駆動。
- GodoxはNikonを含む複数ブランド対応のマクロフラッシュ「MF-T76」シリーズも展開中。
- 新たなクリエイティブ表現を可能にする「LT1 Creative Pixel LED Light」も紹介された。
Godox MA2 flexible macro twin lightを発表
Godoxは、マクロ撮影に特化した新しい照明機材「MA2 flexible macro twin light」のリリースを発表しました。最大の特徴は、LEDモデリングランプとフラッシュ光を同軸に配置している点で、発光前に光の方向やあたり具合をプレビューしながら、被写体の質感や立体感を作り込むことができます。昆虫やキノコ、花、プロダクト撮影など、近距離での被写体表現に向けた設計です。
MA2の主な機能
フレキシブルなデュアルアーム&ホットシュー拡張
2本のフレキシブルアームにより、被写体の左右どちらからでも光を当てる位置を調整できます。アーム先端にはそれぞれホットシューが搭載されており、コンパクトなフラッシュユニットを装着してツインライト構成を組むことが可能です。低い位置からのアングルや地面に近いマクロ撮影に適した設計で、各アームにかけられる荷重は最大90gまでとされています。
A/Bデュアルチャンネルのライト制御
左右の光源を個別にコントロールでき、片側のみ、あるいは両側からのフィルライトなど、被写体の位置やカメラアングル、狙いたい表現に応じた調整が可能です。フラッシュモードでは、マニュアル発光用のS1/S2光センサートリガーと、プリ発光を使ったTTL方式の両方に対応しています。
マグネット式ディフューザーパネル
付属の「MA02-D」ディフューザーはマグネットベースに装着し、スナップ留めで簡単に着脱できます。角度調整や、パネル端を軽く押して形状を変えることも可能で、反射しやすい被写体や質感のある被写体に対して、光を柔らかくし、ハイライトや影を滑らかにする効果があります。
調光・調色可能なLED常時点灯モード
LEDモードでは、輝度0〜100%、色温度2800K〜6500Kの範囲で調整可能です。マクロ動画のフィルライトやピント合わせの補助、暖色〜寒色までの色味コントロールに活用できます。フラッシュモード時のモデリングランプも同じく2800K〜6500Kの色温度に対応しており、発光前に光をプレビューできます。
内蔵バッテリーとUSB-C充電
3.635V・3300mAhの内蔵リチウムバッテリーを搭載し、外部電源なしで屋外でのマクロ撮影に対応します。輝度100%で約3時間20分駆動し、USB-C経由での充電時間は約2時間40分です。付属のUSB-Cケーブルで手軽に充電できます。
拡張アクセサリー
2.5倍のマクロコンバージョンレンズ「MCL-250」(49〜67mmのフィルター径に対応)、ディフューザー付きの「MCL-D」、ディフューザーボックス「MA02-DB」といったオプションアクセサリーも用意されており、被写体や撮影距離、光の状況に応じてマクロ撮影の幅を広げられます。
主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | Godox Flexible Macro Twin Light |
| 型番 | MA2 |
| フラッシュモード | S1/S2光センサートリガー |
| フラッシュモード時のLEDモデリングランプ色温度 | 2800K〜6500K |
| LEDモード輝度範囲 | 0%〜100% |
| LEDモード色温度範囲 | 2800K〜6500K |
| リチウムバッテリー | 3.635V、3300mAh、11.9955Wh |
| USB-C入力 | 5V/3A |
| 充電時間 | 約2時間40分 |
| 連続点灯時間 | 輝度100%で約3時間20分 |
| CRI | 約96 |
| TLCI | 約97 |
| 動作環境温度 | -10℃〜40℃ |
| 本体サイズ | 410×57×52mm(アクセサリー除く、アーム展開時) |
| 本体重量 | 約340g(アクセサリー除く) |
| フレキシブルアーム最大荷重 | 片側最大90g |
既存のマクロ撮影用照明とその他のユニークな新製品
Godoxは、以前よりマクロ撮影用フラッシュ製品を積極的に展開しており、Nikonカメラ向けの「MF-T76N macro twin flash」を提供しています。また、Nikon、Canon、Sonyの各社カメラに対応する「MF-T76 macro twin flash」の発表も過去に行っています。これらの製品は、マクロ撮影における精密な光量制御と均一な照明を可能にし、昆虫や植物、小物といった被写体の細部を鮮明に捉える上で重要な役割を果たしてきました。
さらに、今回の発表では、ユーモアのセンスがあるクリエイター向けとして「Godox LT1 Creative Pixel LED Light」も紹介されました。このユニークなLEDライトは、従来の照明とは異なる表現を求めるユーザーに対し、新たな視覚的効果をもたらす可能性を秘めています。
編集部コメント
Godoxが今回発表した「MA2 flexible macro twin light」は、その名称が示す通り、マクロ撮影におけるライティングの柔軟性を追求した製品です。特に、LEDモデリングランプとフラッシュ光を同軸に配置し、発光前に光の当たり方をプレビューできる仕組みは、極小の被写体を相手にするマクロ撮影において、狙った質感や立体感を再現しやすくする実用的な機能と言えます。フレキシブルなデュアルアームとA/B独立制御を組み合わせることで、被写体の左右から個別に光量を調整できる点も、昆虫や植物といった繊細な被写体を撮る上で役立ちそうです。内蔵バッテリーとUSB-C充電により、屋外での機動性が確保されている点も、フィールドでのマクロ撮影を行うクリエイターにとって扱いやすいポイントです。これまでも様々なマクロフラッシュを提供してきたGodoxが、さらにこの分野に特化した照明を投入することで、マクロ撮影を行うクリエイターの表現の幅は広がりそうです。日本国内での発売時期や価格については、今後の続報が待たれます。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
画像:GODOX
参照:https://www.godox.com/product-e/MA2.html
※掲載画像はGODOXより引用しています。
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