
富士フイルムイメージングシステムズは、デジタルカメラ、交換レンズ、インスタントカメラ、スマートフォンプリンターの一部について、2026年10月1日付で価格を改定すると発表しました。改定率は製品区分によって異なり、最大で約23%です。
同社は、部材費や製造・物流コストの高騰が続くなか、生産効率の向上や経費削減で吸収を図ってきたものの、企業努力だけでは対応が難しくなったと説明しています。
対象にはGFX100 IIやX100VIなどの人気モデルが含まれます。本記事では、対象製品と区分ごとの改定率を整理します。
この記事のポイント
- 価格改定の実施日は2026年10月1日(木)。
- 対象はデジタルカメラ、交換レンズ、インスタントカメラ、スマートフォンプリンターの一部製品。
- 改定率は、デジタルカメラが約6〜15%、交換レンズが約12%、instaxカメラが約6〜23%、プリンターが約7〜12%。
- 理由は、部材費、製造コスト、物流コストの高騰を企業努力だけでは吸収できなくなったため。
- 発表には新しい販売価格の記載がなく、実際の価格は公式サイトや販売店での確認が必要。
富士フイルムが国内で価格改定を実施
富士フイルムイメージングシステムズは、2026年10月1日(木)から、一部のデジタルカメラ、交換レンズ、インスタントカメラ、スマートフォンプリンターの価格を改定します。
改定の対象は発表に掲載された製品に限られます。改定率は製品ごとの数値ではなく、区分ごとの幅で示されています。
| 区分 | 対象製品 | 改定率 |
|---|---|---|
| デジタルカメラ | GFX100 II、GFX100S II、GFX100RF、X-T50、X-T50 XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZレンズキット、X-E5、X-E5 XF23mmF2.8 R WRレンズキット、X100VI | 約6〜15% |
| 交換レンズ | XF500mmF5.6 R LM OIS WR | 約12% |
| インスタントカメラ | instax mini LiPlay、instax mini LiPlay+、instax mini Evo、instax mini Evo Cinema、instax WIDE Evo | 約6〜23% |
| スマートフォンプリンター | instax mini Link 3、instax SQ Link | 約7〜12% |
対象製品の内訳
デジタルカメラ:中判GFXとXシリーズが対象
デジタルカメラでは、中判センサーを搭載するGFXシリーズから、GFX100 II、GFX100S II、GFX100RFの3機種が対象です。Xシリーズでは、X-T50、X-E5、X100VIが含まれます。
X-T50とX-E5には、レンズキットも対象に含まれています。対象のキットは、X-T50 XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZレンズキットと、X-E5 XF23mmF2.8 R WRレンズキットです。デジタルカメラの改定率は、約6〜15%とされています。
交換レンズ:XF500mmF5.6 R LM OIS WRのみ
交換レンズで対象になっているのは、超望遠のXF500mmF5.6 R LM OIS WRのみです。改定率は約12%です。
instaxとスマホプリンターも対象
instaxシリーズでは、instax mini LiPlay、instax mini LiPlay+、instax mini Evo、instax mini Evo Cinema、instax WIDE Evoの5機種が対象です。改定率は約6〜23%で、今回の発表のなかで最も幅が広い区分です。
スマートフォンプリンターでは、instax mini Link 3とinstax SQ Linkが対象で、改定率は約7〜12%です。
改定の理由
富士フイルムは、近年の部材費、製造コスト、物流コストの高騰に対して、生産効率の向上や経費削減で吸収に努めてきたと説明しています。しかし、企業努力だけで吸収し続けるのは難しいと判断し、価格の改定に至ったとしています。
発表では、こうした事情への理解を求める旨が述べられています。
購入を検討している方へ
今回の発表に記載されているのは、実施日、対象製品、区分ごとの改定率、改定の理由です。個別製品の新しい販売価格は記載されていません。また、在庫や予約分の扱い、修理費用への影響についても、発表には記載がありません。
購入を検討している場合は、富士フイルムの公式サイトや販売店で、最新の価格をご確認ください。
編集部コメント
今回の改定で注意したいのは、「最大約23%」という数字が、instaxの一部製品を含む区分の上限である点です。カメラ本体は約6〜15%、交換レンズは約12%と、区分によって幅があります。発表されているのは区分ごとの幅だけなので、どの製品がどのくらい上がるのかは、各製品の新価格を確認するまで分かりません。また、対象は発表に掲載された製品に限られ、ラインナップ全体が一律に改定されるわけではありません。すでに10月1日付で実施されているため、検討中の製品が対象かどうかは、まず公式の対象一覧で確認するのが確実です。
本記事は富士フイルムイメージングシステムズ公式のお知らせを参考に構成しています。
※掲載画像について
掲載画像はイメージです。実際の製品・仕様・デザインとは異なる場合があります。
カメラ・レンズ・ジンバル スペック比較データベース
1,467点のカメラ・レンズ・ジンバルなど映像制作機材のスペックを横断的に比較できるデータベースを公開しています。気になる製品を選んで詳しい仕様をチェックしてみてください。
機材データベースで比較する











