
Studio Technologiesは、2026年9月11日から14日にオランダ・アムステルダムで開催されるIBC2026にて、同社のStudioComm for Dante製品ラインと連携するように設計された、コンパクトなモニタリング制御コンソール「Model 791 Control Console」を発表しました。本製品は、複数のリスニング位置において必要不可欠なモニタリング機能を提供します。
Model 791は、Model 792/793やModel 794/795といった同社のモニターコントロールシステムと組み合わせて使用することを想定しています。これにより、同社は「追加のモニタリング位置からリスニングレベルやその他の主要機能を便利に制御できる」と述べています。
特に放送や映像と音声が関わるアプリケーションにおいて、二次的なリスニング位置でシンプルかつ専用のユーザーインターフェースが求められる場面での利用が期待されています。
この記事のポイント
- Studio TechnologiesがIBC2026(9月11日〜14日、アムステルダム)でコンパクトなModel 791 Control Consoleを発表
- StudioComm for Danteシステムと連携し、複数のリスニング位置でのモニタリング制御に対応
- レベル調整、ディム、リファレンスレベル機能を備えたシンプルな卓上型インターフェース
- RS-485接続により最大3台を1つのStudioComm for Danteシステムに接続可能
- 放送、プロダクション、ポストプロダクションなどのプロフェッショナル用途に特化
Studio Technologies、Model 791 Control Consoleを発表
Studio Technologiesは、IBC2026において、同社のStudioComm for Dante製品ラインに対応する新たなコンパクトモニタリング制御コンソール「Model 791 Control Console」を発表しました。この製品は、Model 792/793およびModel 794/795といったStudioComm for Danteモニターコントロールシステムと連携するように設計されており、複数のリスニング位置において必要不可欠なモニタリング機能を提供します。同社は、これにより追加のモニタリング位置からリスニングレベルやその他の主要機能を便利に制御できるとしています。
複数のモニタリング位置に対応するシンプルな操作性
Model 791は、卓上設置を想定したコンパクトなスチール製エンクロージャを採用しています。これは、放送や映像と音声が関わるアプリケーションにおいて、二次的なリスニング位置でシンプルかつ専用のユーザーインターフェースが求められる場面を想定しています。
日常的なモニタリングに必要な基本機能として、ディム機能とリファレンスレベル機能の2つのプッシュボタンスイッチと、リスニングレベルを正確に調整するためのロータリーエンコーダーを搭載しています。
Studio Technologiesの社長であるGordon Kapes氏は、Model 791について「プライマリーコンソールが提供するフルセットのコントロールを複製することなく、追加のコントロール位置を簡単に設定できることで、StudioComm for Danteシステムの柔軟性を拡張します」と述べています。これは、多くの放送およびオーディオ・ビジュアルアプリケーションにおいて、二次的な場所でモニタリングレベルを調整し、ディムおよびリファレンスレベル機能にアクセスする能力がまさに必要とされている、という考えに基づいています。
StudioComm for Danteシステムとの連携と拡張性
Model 791とラックマウント型のStudioComm for Dante Central Controllerとの接続は、標準的なRS-485配線のみで完了するため、非常に簡素化されています。
1つのStudioComm for Danteシステムには最大3台のModel 791 Control Consoleを接続できるため、複数の場所にモニタリング制御を拡張することが可能です。Model 791は、StudioComm for Danteシステムの中核を成すModel 792/793およびModel 794/795 Central Controllersとの互換性があります。これらのシステムは、Danteオーディオ信号だけでなく、アナログおよびAES3デジタル信号もサポートしています。
Studio TechnologiesのStudioComm for Danteプラットフォームは、放送、プロダクション、ポストプロダクション、その他、柔軟で高性能なオーディオモニタリングを必要とするプロフェッショナルな環境向けに設計されています。
Kapes氏はさらに、「Model 791は、フル機能のStudioCommコンソールが不要な場合に最も役立つコントロールに意図的に焦点を当てています。そのコンパクトなフォームファクター、シンプルなRS-485接続、そして最大3デバイスのサポートは、複数の場所でモニタリング制御を必要とする施設にとって実用的なソリューションとなります」とコメントしています。
編集部コメント
Model 791 Control Consoleの登場は、特に複数のモニタリングポイントを必要とする映像制作現場において、運用効率の向上に貢献するでしょう。メインのミキシングコンソールとは別に、編集室、試写室、あるいは別の作業スペースなど、各リスニング位置で独立して音量調整や参照レベル切り替えが可能なことは大きな利点です。これにより、各担当者が最適な環境で音響を確認できるだけでなく、メインコンソールの操作者に依存することなく迅速に調整が行えるため、作業の中断を減らし、全体のワークフローをスムーズに保つことが期待されます。これは、特に大規模な制作環境や、複数人が並行して作業するポストプロダクション施設において、ミスの削減や効率的なコミュニケーションを促進する可能性を秘めています。
本記事は海外メディアで公開された情報を参考に、日本向けに内容を整理・要約しています。
参考記事:Studio Technologies introduces Model 791 Control Console at IBC2026 by Jose Antunes
画像:Studio Technologies
参照:Studio Technologies
※掲載画像はStudio Technologiesの公式サイトより引用しています。
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